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 2012年4月16日(月)
    いつの間にか10周年   

No.36
「郷愁小路」も今日で10歳を迎えた。何はともあれ一つの大きな区切りである。
当初はスキャンした写真ばかりでスタートし、更新履歴も日記と兼用したような妙なスタイルだったし、掲示板も画像が掲載できないものだった。
もちろん路地裏のページなど存在しなかった。
しかし、10年という長い期間ということを考えると、掲載する町並の件数は格段に増えたものの、サイト展開としては余り進展性なく経過していると思う。
しかし、余り手を広げすぎると必ずどれかが滞って、機能しなくなる。
そのような余裕も段々なくなってきているのを感じるし、これからも基本町並1本で貫くことは変えるつもりはない。

 



 2012年3月1日(木)
    地方語の奥ゆかしさ   

No.35
10代の頃から全国各地のローカル線を旅して、その奥深さを感じることができたのは風景や風物はもちろん、地元の人の話す言葉によるところが大きい。
現在こそ全国画一のメディアの発達でその土地の言葉の独自性は薄れているものの、峠一つ隔てれば言葉が違うというのは昔の交通事情などを考えると当然のことのように思える。
ローカル線を通して地方語に接してきた経験から、その分布にも興味がある。わが国では北陸・近畿より西が西部方言、東海や信越以東が東部方言として区別されるのが一般的だが、その緩衝地帯には東西が複雑に入り混じった小方言が無数に存在しているという。
私の話す言葉は西部方言の一地域である中国方言にぞくしているのだが、アクセント以外は近畿方言と共通する部分が多いとされている。なるほどと思う部分も多いのだが、近畿中央部の言葉が独自の進化を遂げたためにむしろその周辺部、岐阜などの言葉と共通する部分も多いような感触を抱いている。
近畿方言の一分類である播州弁をふとしたきっかけから検索したことからその思いを強くした。播州弁は、岡山や広島に近い事から中国方言に近い言い回しが多いらしい。一例を挙げると京阪にはないアスペクトの区別がある。雨が「降りよる」というと今まさに雨が降っていることを差し、「降っとる」というと雨は既に止んでいて、路面が濡れていることを指す。この区別があるのは私の地域と共通するのもだ。
京阪では「〜よる」というと相手を卑下した表現になるようだ。これは学生時代にこの地域に住んでいて非常に違和感を持った一例である。
それも面白いと思う。メディアによって徐々に加速度的に薄まる地方語、大事にしていただきたいものだ。
 



 2012年1月11日(水)
    危険な自転車運転者   

No.34
昨日のことである。
歩道を自転車で走っていて、信号で横断しようと減速し、横断歩道の方向に向きを変えた。その動きが急すぎたのだろう、すぐ後ろを走っていた女性の自転車が私の自転車の後輪に衝突し、女性は転倒した。幸い怪我はなく、自転車も損傷はなかったが、私の自転車の後輪は変形し、修理代5000円也と高くついた。女性は恐縮していたがしかし、このトラブルの主因は私にあると思った。私の自転車の運転の仕方が極めて荒く、思い返すとこれまで大きな事故がなかったことは偶然ともいえる。
私が歩道を歩いていて、そばを通過していく自転車に危ない眼をしたことは数知れない。逆に私も歩行者等にそのような思いをさせているに違いなく、さらに乗用車の運転時にもそれが無意識的に表れているのではと思うと、すこし改めなくてはと思いを新たにした。
自転車が関連する事故の多さに、一部の都市では一方通行等の社会実験を始めた例もあるようだ。自分に対する戒めのために、この記事を書くこととした。
 



 2011年12月23日(金)
    夜行列車いよいよ終焉へ   

No.33
来年の3月改正でこれまで重宝して利用してきた特急「日本海」、急行「きたぐに」の運転が終了するらしいとの情報を聞いた。
かつては昭和61年11月の国鉄最後の改正をはじめ、秋に改正されることが多かったが、JR化後は一貫して3月が改正時期となっており、しかもそのたびごとに夜行列車が削減されるので、改正とはいいながら毎度危惧の念をいだかざるを得ない状況だった。
「日本海」は高校時代、初めて青森まで旅をした帰途に利用して以来、北東北や北海道への旅に便利で何度も乗った。
「きたぐに」は、「日本海」よりさらに利用回数が多く、鉄道主体の旅をしていたときはもちろん、町並探訪でも何度も利用した。新潟だけでなく南東北、さらに直江津で乗換えると北信州方面に実に効率的に到着できる列車であった。
私は「きたぐに」の年明け早々の寝台券を入手している。廃止情報を聞く前に行程を計画したもので、これでなおさら次回の旅の重みが高まった。「きたぐに」を利用した探訪以外にないと思った。
時代の流れとはいえこの2本の列車の運転が終了するということは、私の中では夜行列車での旅の終焉を意味するのと同じ重さを持つものだ。
 



 2011年11月30日(水)
    報道されない?   

No.32
以前は余り報道されなかったからかどうか不明だが、冤罪事件やそれに類したニュースがやたら眼につく。
どんな犯罪でも当然のことながら、特に殺人などの凶悪犯罪を、物的証拠なしに取扱うことは厳に慎むべきだ。
裁くのも人間ではあるが、こういう類のミスは決してあってはならない。
問題なのは冤罪被害者に対してどのような補償や事後の対応が行われるのか。このことに関しては大変情報に乏しい。罪を着せられて長らく刑務所生活を余儀なくされている例も少なくなく、本人の人生のみならず家族その他の関係者にも多大な被害を及ぼす重大な事件である。
関与した裁判官等に対してどのような措置がとられるのかも今ひとつ詳らかでない。人間だからミスがあるなどという問題ではない。被害者が蒙った以上の厳罰に処すべきである。
 


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