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しろくまの ちょいちょい日記

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  2019年8月17日(土)
  発表会   
  ヴァイオリン教室での今年の発表会は「合奏」。
3年に1回のペースで合奏発表会をしているそうですが、そのときのメンバーの実力や参加人数に応じていろいろと工夫をしているとってもマメで手厚いご指導の先生に頭が下がります。
今年の特徴は、
1◆ピアノ科の生徒も希望者は打楽器で参加できる。
2◆生徒の親も、ヴァイオリンの超簡単なパートで参加できる。
というので盛り上がりました。2は生徒たちと同じ額の参加費を払って、数回のレッスンに参加して、という条件ではありますが、期間限定で生徒になるのは心躍るイベントになったでしょうね〜。
小さな子にヴァイオリンを習わせているということは(無理やりやらせるのではなく、自分から習いたいと言わせるようにさりげなく誘導しているんだよね。それぞれの家庭にほほえましいエピソードがあっておもしろいです)、そもそも自分にヴァイオリンへの憧れがあったわけだから、「やってみます?」と水を向けたらそりゃもう「えええっいいんですかっ!」と目がきらめくのですな。
下にまだ小さなお子さんがいるなど事情があって今回は見送ったお母さんもいらっしゃったけれど、4人が参加できました。
あと、音大出の若いお父さんが「娘と一緒に参加できるなんて…」と大感激しながらヴィオラで参加。こちらは素人という扱いではなく、謝礼の出るエキストラ枠でした。
ピアノ科は生徒4人と母親1人が参加。
打楽器の先生は今年30歳になるという若者で、音大でクラシックを学んだし仕事が来ればクラシックも演奏するけれど、ポップスや民族音楽やジャズの方が本業だそうです。この教室の合奏発表会には10年くらい関わっているそうで、最初はまだ学生だったんだって。人懐こくて話題豊富なので、練習から打ち上げまで打楽器メンバーでかたまって楽しかったなあ。ピアノ少年のお母さんも楽しいかただった(フラメンコやよさこい踊りをやっているそうで、スタイル良いしおしゃれだし、楽譜は読めないようだがリズム感はえらく良かった)。

チェロは参加生徒2人なので先生と助っ人数名で厚くしました。コントラバスはセミプロを2人招聘。低音がしっかりしているとかなり安定する。
ヴァイオリンは半分くらいが初参加で、先生やベテラン生徒や助っ人が引っ張っていくとはいえ、一時はどうなることかと思いました。
しかしラストスパートが素晴らしく、本番前日まで少人数でパート練習などやって、当日午前中のリハーサルでもグイグイとレッスンっぽいことをやって、本番は結構いい線いっていました。
当日の指導なんて、時間的にもできることはごくわずかじゃないですか。そこにつっこむポイントをしぼる能力が優れている指導者たちなんだろうと思います。うちのヴァイオリンの先生も、指揮者(音大で指揮や作曲の指導をしている)も。

本番ってあっという間に終わりますよね。
はかない花火のようだ。
きのう、古楽合奏チームのレッスンがあって集まったのですが、終わってからまた打ち上げにくりだして「いやー終わったねえ」「もう1ヶ月くらいたったような気がする」など気のぬけたようなことを言い合ってしまいました。
皆さんは去年の秋から練習が始まって半年以上をこのプログラムの曲とつきあってきたんだもんなあ。私たち打楽器組は楽譜がそろったのが6月中旬で、合奏に参加したのが6月下旬。私の担当楽器はシンバルで、音がやかましいので家に持って帰っての練習はしなかったので、実際に楽器を叩いたのは3日間だけという、ものすごい付け焼刃でした。曲も短いの2曲だけでしたし、関わった時間はヴァイオリンの皆さんに比べるとぐっと短い分、やりきった感はやはり薄いですね。
でも吹奏楽部時代をちょっと思い出したり、合奏での自分の音の出し加減をどうしようか考えたりするのはやはりいいものだなあ。3年後も生徒の打楽器隊ありだったら参加したいものです。

さて、来年は友人たちにも評判のよかった室内楽の年だ。
楽器の組み合わせがいろいろあるし、聴いていてバラエティに富んで楽しいんですよね。
会場は、前に室内楽の発表会をやったのと同じ、ピアノ店のショールームを考えているそうです。
どの曲にするか、もうだいぶ前からぐるぐる考えているのですが、決めるのはまだまだずっと先。それまで楽しく迷っておきます。
ソロ、チェロとの二重奏は絶対にやります。他にピアノトリオができるかどうか…ちょうどいい曲が見つかれば3種目エントリーするかも。
No.1746



  2019年6月30日(日)
  今週もテレビ   
  「いだてん」第二部は登場人物が入れ替わって、時代も進んで、第一部のどこかのんびりした感じを愛していた身としては、あのペースではなくなるのがちょっと残念でもあり、でも先が楽しみでもあり。
しかし、自分の気分が切り替わるだろうか、という心配もどこへやら。あっという間の45分間でござった。これはこれで好きだぞ。
このあと、落語パートに七之助が圓生役で出てくるらしいしそっちも楽しみ。

アニメ映画「君の名は」初見。
十代で見たかったけれど、このトシで見てもぐっとくるなあ。「サマーウォーズ」も大好きなんだけど、今年はそっちもノーカット版が放送されるので幸せな夏だ。これで「千と千尋の神隠し」が揃えばロイヤルストレートフラッシュだ(違)。
どれにも神木くんが出ているのはすごいな。
なんの予備知識もなく見ていたら、ティアマト彗星とやらが2つに割れて災害になる設定なので、監督は私と同世代なのか?とググったがひとまわり年下だった。それくらいの差なら知っていてもおかしくはないかな…シュメール神話とからめた珍説で、大昔の太陽系にはあと3つ惑星があって、その一つティアマトが2つに割れ、その半分が別の惑星(本体か衛星か忘れた)と衝突して粉々になりアステロイド・ベルトに、もう半分が地球になったというの。もう1つの惑星も衝突したかなんだかで軌道が大きく逸れたんだかなんだったか…中2の頃に出た本なのでうっすらとしか覚えていないが、ティアマトという固有名詞だけはハッキリ覚えているんだ。あの頃にノストラダムスの大予言とか「ムー」とかおもしろがって読んでいた層なら知っていると思う。
シュメール神話を持ち出してくるあたりが、中2マインドをくすぐったんだよね。なつかしいわ。
No.1745



  2019年6月23日(日)
  月記   
  今年の大河ドラマはやはり大好きだな。
第1回から録画は全部レコーダーに残したまま。
クドカン脚本だから、後の方になって「あっ!以前のセリフがここにつながっていたのか!」というのが山ほど出てくるだろうと思ってとっているのだ。
円盤に焼いて残すことはしないと思うけれど(だってどうせ見ない)、年末に答え合わせ大会をしたくなるはず。何日かかるかわからんな。
先週、神木くんの祖母がシマちゃん先生だとわかって、「ううう!あの絵ハガキが出てきたの、何話だったっけ…」と調べたくなったがすぐには出てこないわい。足袋屋さんに母が世話になったとも言っていたよね。震災のとき足袋屋さんが預かっていた赤ちゃんってわけか。

初回は本当に大興奮で、翌週まで何度も見返してしまった。ゆっくりと時代背景だけを説明する初回ではなく、結構先の方までの予告編のような感じでスピーディーにまくっていったので、これからの1年をわくわくと待つ体制が整ったんだよね。
初回の締めくくりが隈取フェイスの勘九郎だったもんだからとどめを刺されたしね。中村屋の芝居にかよった日々もなつかしい。
テーマ曲も、かつてサッカーにどっぷりだった頃にタイムスリップするかのような曲調だし(初めてサッカー場でブラジル人サポーターの演奏するサンバを聴いた日の興奮がよみがえるのだ)、このテーマ曲を初めて聴きながら、世界に目を向けて外国に飛び出すことばかり考えていた日々を苦笑しながら思い起こしたものです。1964年東京五輪の開会式の青空と客席をぐるっと映すところの音楽、サッカーで世界を見る視点を得たときの気持ちを思い出して、何度見てもグッときてしまいます。
サッカー沼にいたころは、移住してサッカー見物三昧したいなとか、バカなことばかり考えていたな。何かの専門学校に通いながらとか(何かってなんだよ。語学でないことは確かだが)、でも収入はどうしよかねとか、だらだら考えていたなあ。実行に移す気がないから妄想は果てしなかったね。
ドラマ初回から今まで、オープニングの映像がときどき変わっていたのとか、曲の途中で号砲が入るようになったとか、そういうのも毎週何度もリピートして見て確認していました。
次週予告、カニ先生のぼやきが割と気に入っていたので、女子編を期に退場してしまってちょっとさびしかった(笑)。
しかしそんなこんなで第一部終了か。シマちゃんがこんなに大きな存在になるとは思ってもいなかったよ…。
No.1744



  2019年5月26日(日)
  外国語   
  10代の頃からヨーロッパの歴史に対する興味と憧れが強く、それらの国々の言葉を自在にあやつれたら…と夢想していたものだった。夢想するだけですが。

もてあますほどのエネルギーと時間を持っていた若い頃は、それでもそれなりに何ヶ国語かをかじってはみましたさ。
ラジオ講座、仕事帰りに語学学校。書店に並ぶ語学本も、数年おきに見に行っては1冊2冊と買ってみたり。語学本に意識が向く波がたま〜に来たんですよ。

しかしそういうことも、もう40歳くらいで見切りをつけました。
私には語学を勉強するねばり強さがない。今頃かよ。でもかじったことは無駄ではなかったなー。
ヨーロッパサッカーにはまっていた頃が一番、語学やる気があったよね。東欧や北欧のマイナー言語にも興味を持つ入口になったし、あの一連のブームはクラシック音楽のガチ勢になった今も役にたっていて、本当に無駄なことなんて人生にないと思うんだ。

所属しているヴァイオリン教室の仲間たちとそのご両親たちの中には、外国語が堪能なかたが割といらっしゃる。英語使いは本当に多くて、他にも外国で仕事をするのに困らないくらいの人も各国語とりそろっていてめずらしくない。
だから得意な人におまかせしちゃえというわけでもないけれど、もう英語も含めて語学に時間を使うのはやめようときっぱり思いました。
人には向き・不向きがあるし、この年齢になると趣味は本当にやりたいことだけやってりゃいいんだと思う。つくづく。
性格的に向いていないのに30年前に何ヶ国語にも手をつけまくっていたのは、若者は自分の持ち時間が無限にあるような錯覚をしているからにすぎない。あと、やってみなくちゃ自分にできないかどうかわからないし。

教室の先生も英会話の勉強をがんばりたい・こういう学習を今やっています・ということをしょっちゅうおっしゃっていて、むむぅ英語力はやはり欲しい能力だよなあとちょっと気持ちがゆらがないこともない。
だが。単語を並べるだけなんて許されないとか、文法めちゃくちゃの現地語を話すのが恥ずかしいという神経の持ち主ではないので、中1英語くらいの能力でも仕事じゃないなら平気平気!というわけで、向上心がわいてこない(笑)。

というわけで、もう語学本のコーナーから足が遠のいて久しいのだが、先日ちょっと思いついたことがあってまた語学の森をのぞいているところです。
話せるようになるとかなんとかは、もう本当に考えていなくて、つまり「身につけよう」という感じではないのです。
クラシックのオーケストラや弦楽四重奏団のいくつかをSNSでフォローしているんですが、英語圏以外の人たちの場合、英語で書いていることは稀で、自動翻訳にかけてもさっぱりわからんのです。
写真を見て固有名詞(作曲家・演奏家)を拾うくらいでもまあ楽しいけれど、「今日はこの都市でこの作曲家の曲の演奏をしました」だけしかわからないのではつまらない。
英語はまだしもフランス語くらいメジャーな言語でも自動翻訳はひどいし、ましてやノルウェー語、フィンランド語、デンマーク語はまったく文章になっていないし数語しか訳されてこない!
ちゅうわけでしてな、この北欧3ヶ国語の書きこみを1日1つ翻訳するというのをやってみたらおもしろかろうと思いつきましてな。文法書と辞書と首っぴきで、のろのろやるだけ。話せるようにとか原書を読もうとかまったく考えていません。
現地人と旅行で会話するなら英語の方が効率的だし、実用という意味では別にやらなくてもいい言語です。
でも毎日ながめていて、サッカーにはまっていた頃のわくわくを思い出して、こういうことで脳内に何かいいものが出るんだよね〜と思っちゃった。
サッカー時代に、この手のマイナー言語の辞書は大きくて重くて値段がバカ高い(3万円超え)現実を見たが、あれから25年ほどたってもそこはまだ変わっていなかった。お手頃なのは、相変わらず大学書林から出ている「○○語基本1500語」という新書サイズのミニ辞書だけなんだ。
でもデンマーク語は、よくある国語辞典ほどの規模の辞書が1万円弱で出たのか!そこまで勉強する気ではないので1万円はちょっと…1500語のでいいや。
北欧の中で一番愛着のあったフィンランドについては、他の国よりちょっとだけガチ度が高いので、来月出版される5000円ほどのフィンランド語辞書は買おうと思っています。
メジャー言語の中では、かつて一番やる気のあった(10代の頃)ドイツ語は完全に投げましたが、フランス語とイタリア語にはまだ種火が残っています。
参考書は昔使っていたのがあるので、フランス語とイタリア語のSNS解読はそれで間に合わせよう。辞書も持っているし。

と、こういうことを始めたらドンピシャのタイミングで、こんなツイートが。
西洋音楽に関係している人のツイッター。
『外国語を会話から勉強しようと思う人は、「外国語ができるようになること=旅行に行って困らない・店頭で外国人の客に声をかけられて困らない」というレベルで外国語を見ていると思う。少なくとも教育での語学はそうでない(そうでなかった)と思うのだが、世間はそっちがいいと思って変えざるを得ない方向に向かっているのか?』
語学本のコーナーでは、旅行のときだけ間に合えばいい系と、昔ながらの文法からちゃんとやっていく系と半々くらいの印象なのだけど、語学学校は会話派の方が大勢なのかもしれない。
もちろん、旅行で使う、自分の店に外国人客が来るようになった、という人はそれで構わないのだけど、もしかしたら大学の第二外国語なんかも文法軽視になり始めているんでしょうか?
会話でよく出てくる言い回しだけ暗記しようという方向にはならないなあ私は。丸暗記でよいならイタリア語なんかはだいぶイケるようになると思うけど、文法をちゃんと知りたいというのが基本にがっちりあるので、それがちゃんとできないと気持ちが折れる。丸暗記でいいじゃんとは思えない。

文法からきちんと、は譲れないが、きちんと全部マスターする!と思いつめなければいいのだと考え直したら気が楽になった。最初の方でずっと足踏みかもしれないが文法の本を読み読みしていれば楽しい性格なのだ。
フィンランド語・ノルウェー語・デンマーク語は、だから初級文法本1冊ずつを永遠に読み返して一生が終わるであろう。だがそれでいい。
イタリア語なら直接法だけ。ロシア語は文字の読み方以外は忘れちゃったよ。なんか8格もあって死ぬと思ったことだけは覚えている。
そんな感じの数ヶ国語バイキング。

絵を描くのもちょぼちょぼ始めたので、そんなに本格的にやるエネルギーがないというのもあり。
でもやはり一番の趣味は音楽です。言葉も絵もそれに付随するもの。
音楽の本場の言語。音楽のイメージを絵にする。主役は音楽なんです。
No.1743



  2019年5月22日(水)
  11人いる!(後編)   
  細かいことの備忘録。

初代かつベストカップル賞のタダ&フロル役者がこの役を卒業したので、新しい「中の人」が登場して、これがまたフレッシュでよかった。
初演からタダをやっているもう一人の人もどんどんタダが板についてきていたし、そのタダが別チームではフロルに初挑戦!フロル役をやったことがなかったのが不思議なくらいだが、それだけタダになりきっていたんだよな〜これまでは。
ただ、同じ公演で両方の役をやるのはセリフ量がものすごくて、物理的にすごいなあと思ってしまった。最初の頃は顔がきれいなのが取り柄という感じだったが、今や中堅で若手を引っ張っている。細身で小柄ながら、かくれマッチョで柔軟性もあるので、男役も女役も無理なくできる貴重な存在だ。辞めないで長く在籍してほしいものだ。

はみだしっ子のマックス役で衝撃の大役デビューを果たした子が今回は順当にフロル役に。ほんとにもう、久々にかわいいの来たー!と心の中で絶叫した逸材なのだ。素顔はさほど美少年でもないんだが(普通にかわいくはある)、役に入るとものすごくなる。なんなんだろう。しばらくはこの子が劇団のうるおいだ。
とはいえ、先述の先輩のフロルのかわいらしさは技術に裏打ちされたものがあって、こちらの天性の可憐さとは比較のしようがない。こっちもみがかれていくであろうから、違う種類の娘役を楽しむことができるだろう。
そういえば、今も娘役トップの貫禄を保持している大先輩は今回は役無しで客席で見ていたが、終演後のトークショーで登壇した。ごくごく普通のおじさんになっていてびっくりしたが、ちょっと動くとやっぱりフロルなんだよねえ。20年見続けている劇団なので、なんだかいろいろ感慨深い。
すぐにやめていく人も少なくないけれど、残っている人たちの蓄積しているものはやはりたいしたものだし、若手がコンスタントに入ってきて順調に成長して全体のクオリティが劣化しない劇団だなと思うんです。
演出の方向性だけでなくそういう点でもこの劇団は小劇場ではなく新劇なんだよな。

話は戻って、今回はどうしてもはみだしっ子のときの役を重ねて見てしまったよ〜。あの子はサーニンだったな、とかいちいちよみがえってしまう。
気に入っていたグレアムくんが出ていなくてちょっと残念、と思ったけれど、11人の中にぴったりくる役がないような気もして納得しました。
幕があがってしばらくは「この役にこの人?」というのも何人かいたけれど、それも見終わるまでには「よくぶつけてきたな〜なるほどな〜」と感想が変わったり、いつも配役も楽しませてもらっています。無理っぽい配役で成長することもあるもんねえ。

アンジー役3人の中でうーんこれはもうひとつ…だった子が今回ヌーになったんですけど、これはよかった。キャラクターダンサーみたいな感じの役者ですね。この劇団ではやらないと思うけど、パタリロの役なんかもばっちりできそうな気がしてきた。
初演の頃から、アマゾンがすごくオトコマエで(中身が)とてもキュンキュンしてしまうのだが、今回も注目して見ていたら芝居が細かくて感動しました。序盤でタダが怪しいとみなされて孤立しかかっているときに、アマゾン一人だけ(フロルは別として)邪心のない笑顔でタダを見やるところがあったりとか。誰を疑うか決めかねて皆、ふらふら心が動くでしょう?刻々と変化するそういうところを全員が丁寧にやっているので、すみずみまできっちり見なくてはもったいないです。しれっと芝居をしている石頭も含め。
あ、あと、ガンガのこと。ガンガだけは初演からずーっと一人の役者がつとめています。ここまでくるともう他の役者では考えられなくなってしまった。人格者で工学の知識もあってものすごくいい男だよねえ。次々とアクシデントに見舞われても体が頑丈だから無事だってことだけど、実はよく倒れているよねえとつっこみが入るが…初演から何十回と倒れてきているので、倒れ方のバリエーションもいろいろ考えているんだそうですわ。感電してピクピクするところもよりリアルにとバージョンアップさせているとか。

萩尾作品は他に何をやるだろうかなあ…もうこの際『残神』以外ならなんでもいいや。
あと、皆川博子作品とも相性がいいよね。『死の泉』上演から何年たっただろうか。
No.1742




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