「え、お中元？お歳暮ォ？そんなのジジババがやるもんじゃ〜ん」
なーんて認識しか持っていなかったでしょ、ね、そこのキミ？でもね、会社員になったら、コレがすっごく大事なキメ技になるんだよ。そ、社会人のジョーシキってワケ。会社員として贈るお中元・お歳暮はお得意先の部署単位や担当者、その上司など。個人的に贈るのはまあ、既婚者なら仲人さんや恩師とかお世話になった人たち。「え、オレんとこの上司はいいの？お歳暮ぐらい贈ったといたほーが、いろいろオイシイことありそうだから、毎年贈ってたけど・・・？」って人もいそうだけど、会社内でお歳暮などの儀礼はやんわり禁止してる会社もある。そういうところで自分だけガンバルと、逆効果でケムたがられることもあるから、要注意だ。

　ところでさ、お中元やお歳暮を贈る時期ってキッチリ知ってた？地方によって違うところもあるけど、お中元は基本的に６月下旬から７月１５日までの間。これより遅れちゃった場合、どーする？

知ってたキミはエラいぞ、そう、『暑中見舞い』とするんであーる。一方、お歳暮は最近では昔より早くなってきていて、１２月の初めから２０日前後くらいまでに贈るのがベスト。んじゃ、これより遅れたときはなーんだ？そう、そのときはいっそ『お年賀』としよう。あ、ただし、お正月用の食料品なんかだったら、年末ギリギリに届いてもオッケーだ。

「いつもお歳暮をデパートから送ってるんだけど、届いたかどうか菊のもお礼の言葉の要求みたいで、聞き難いのよね。これってもう、デパートを信じるっきゃない！？」

　なーんて言ってるＯＬのＭ美サン。チッチッチ、お中元やお歳暮はホントなら持参するのが礼儀。デパートなんかから送る場合は、品物が届く前にあいさつ状が届くようにするコト！コレには、あいさつのほかにお中元やお歳暮を送ったことをハッキリ書くべきだって。ちょっと意外だけどね。あと「年に２回も贈物なんてカネが続かん！」って人、どちらか片方にするなら、お中元をやめて、お歳暮を贈ってね。

　ところで、もうひとつ大事なのが、いろいろお見舞い。病気見舞い、火災見舞いなど、いろいろあるけど、とにかく見舞いに行くタイミングが大切。迷惑がられないような時期に、相手の事情を気遣ったやり方でお見舞いをすること。病気、ケガなんかでお見舞いを控えたほうがいいときには、相手の家族にお見舞い品を預けるなんて知恵も必要。特にビジネス上の知り合いなどへのお見舞いはポイント高いゾ！失礼のないように、心をこめてお見舞いをしよう。