ワタシの酒歴書
酔っ払いの行状記。
雑感記録の書き散らかしですが、よろしければご笑覧ください。

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進化秋冬 
 
 〔21年12月8日(火)〕
落語立川流には定期で独演会を、しかも毎月開いている噺家さんが何人かいらっしゃいます。落語界一番の人気を誇る志の輔師匠や志らく師匠、談笑師匠らです。今年はその3人とも追いかけてきました(財布が軽くなるのも当たり前か)。志の輔師匠は11月の会でひと区切りとなってしまい、来年から新たな対象を探さなければなりません。ま、それも楽しみではあります。

昨日は、志らく師匠の今年最後の「志らくのピン」でした。いつもは3席のところを今回は『二十四孝』『中村仲蔵』の2席でしたが、物足りなさはまったくありません。たっぷりめの近況報告で楽しませていただいた後の落語は、どちらも志らくテイスト満載で、お腹いっぱいです。『中村仲蔵』は、歌舞伎狂言『假名手本忠臣蔵』で斧定九郎の新たな形を創り上げた役者の物語です。師走にぴったりの演目を持ってきました。どうしたって、年の瀬を感じずにはいられません。

師匠のテーマは「進化」だそうで、自らに走り続けることを課す姿勢が、ファンをコアな“追っかけ”として駆り立てるのでしょう。この先、何を目指すのか、当分は独演会通いが続きそうです。

芝居が終わることを「ハネる」と云います。江戸時代の特設の芝居小屋は周囲を蓆で囲っていたそうで、終演後に蓆をハネ上げて客を退席させていたことから来ているそうです。今夜ハネた後は、落友といつもの立ち呑み「魚金」へなだれこみました。近所に新しい立ち呑み屋ができた影響か、ここのところほどよい客数で、ゆったり呑めるのが嬉しい60分3杯勝負です。今日の落友さんは、それぞれにまだライブ活動がありますが、集まるのは今年最後になるのかな。しま吉さんは、正月早々に志の輔師匠のパルコ公演2回を含めて5本立てが決まっているそうで、ス〜さんは志の輔師匠のパルコと志らく師匠の「ピン」以外は未定だそうです。それぞれに、充実のひと時を過ごしています。東京近郊に暮らしていると、せっかく身近に上質の演芸があるのですから、ライブという一期一会を楽しまなければもったいない。来年は新たな発掘があるかな。

納会気分の宴は、30分延長の90分間で11時過ぎにお開きとしました。今年もよく通い、呑ンだなぁ。

   『了』
..2009年12月9日(水)  No.29








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