| 今日は私のジレンマを聞いて下さい。
娘の病気は今のところコントロールできているが、治ってはいない。 このままずっとコントロールできて、生活していけるなら、それはそれで 良かったーとおもう。
でも、私の親や姉は治ったーと、思っている。 見た目普通だから。
だから普通のことが出来て当たり前。出来ていないとダメ人間だ。 高校卒業して、医療事務、アパレルそれぞれ1年ほど仕事して、その後 オーストリアとカナダに1年ずつ。ワーキングホリデー。 帰国してもアルバイトしかしない娘はダメ人間となります。 いわゆるフリーター。 それが許せない、両親と姉。 「もういい加減地に足をつけて暮らしなさい」と。 まぁ、わかる。 私でもそう思ってしまうから。
娘は日本にいるより海外で暮らす事を望んでいる。親としては、別にどこに住もうといいじゃない? いきいきと働けて、暮らしていけるならどこででも。
日本の曖昧な言葉のニュアンスが苦手な娘はYES.NOをはっきり言う海外の方がわかりやすい。
言葉の裏側がわからない。言わなくてもわかって!が苦手。 本当は嫌だけどいいよ!も、まるっといいんだーと、思ってしまう。 これらは、日本独特。
普通と思ってる私ですら、本当はどうなの?って思ってなんとなくやり過ごして生きてきた。
日本の日常は、空気が読めない彼女には本当に疲れ果ててしまう。 引きこもりになるよりいいじゃない? 死なせないように、やっとここまで育ててきたの。
望むような孫や姪にならなくてごめんなさい。
それでも海外で仕事して一人で暮らしていけてたよ。 ある意味どこでも暮らしていけるみたいだよ。
普通(正社員)ではないかもしれないけど、頑張って生きているとは思うんだ。 この先何かにぶつかった時も、たとえば病気が再発したとしても、言葉もあまり通じない国で仕事をして頑張れた事が、底力になって自信に繋がって生きていけると思うんだ。 だから、「娘どうしてる?ちゃんと就職したの?」と聞かれても、アルバイトでも、「してるよ仕事」って言葉濁すよ。 契約社員でーって、社員って言葉をだしてみるよ。安心する?
時にはまた、誰もキズつかない嘘をつくよ。 また、海外行っても「日本にいるよー。一緒には暮らしてないけど」って。
心配してくれるのはありがたいよ。 意見も聞いとく。心に留めるよ。私の。
だけど、娘の人生だから。
少し長い目で見てほしいな。って言うか、もうほっとこう〜。
って…
言えたら、どんなに楽だろう…
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..2019/05/17(金) 09:26 No.575 |
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