| 久しぶりのトビ建てです。 本人の自覚が出てから、と思っていた障害年金の申請ですが、待っても自覚はでてこない!と見切りをつけて、動き出しました。
まず社会保険労務士さんに相談したら、「これなら申請とおると思います」との力強いお言葉。20前の発症なので、3級は無く、2級か1級。2級は確実、というので踏み切りました。
社労士さんの力はすごい。読みも正確で、手続き依頼すれば費用も掛かるけれど、読み通りの認定となりました。
トノは、一応大学に在籍し、自力で時間割見て家を出ていくことはできてるし、コンビニで食糧調達したり、愛用のPCが壊れれば自分で修理に持っていかれる。親の目から見れば意外といろんなことができる。でも、客観的に見れば「できてない」という判定になるところがあるのがよくわかった。誰かの援助があれば生活できる、というのは援助が無ければ生活できないということです。と支援者に言われたことが年金の申請に通ったということなのだとよくわかる。
トノは支援がなければ生きていかれないってこと。
精神なので2年ごとに更新しないといけなくて、この更新の手続き、本人ができるとも思えず、弟のワカには手続きの方法を教えて置こうと思うけど、年金が受給できることが分かった時、年金だけで生活できるわけではないけれど、自分が頑張ったから、受給できるようになった。自分が頑張ったご褒美のようにも思えてしまいました。
トノは障害年金の申請の手続きに必要な受診、私の言うなりに抵抗もせず応じていたけれど、受給認定の書類には目をくれず、それでも自分に収入ができた、ということで少し気持ちに余裕を持てるようになったようにも思います。
年金証書が手帳申請の際の診断書に使えるので、次は手帳の申請です。自力で生活できるようになることをあきらめたわけではないけれど、こうした制度を使えることができる日本の社会制度はそんなに悪くない、と思える今日この頃です。 |
..2015/08/05(水) 01:58 No.565 |
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