[レンタルBBS-21style]


No.1302 への返信フォームです。

愚とは、その生命を行くべき道から逸らせること  ..ローロー 

 
 
西に雪が降る
無菌室のこちら側で神はボロを纏ってる
外は雪が降る
無菌室の向こう側へ神は静かに歩いてく
すれ違い様に僕に言う

「君の自己犠牲では駄目なんだ。」
「どんな崇高な、尚且つ効果的な行動も
やるべき者がやるものだ。」
「君の為す善では駄目なんだ。」
「衆従の為す善よりも、独裁の為す悪のほうが
結果的に役立つものだ。」

否と言う 何故と問う

「それがお前の罰なのだ。」
「運命から為る罰なのだ。」
「原罪を背負う背中の広さには限りがあり
溢れ落ちた黒い雨は注いだ血脈を毒し続ける。」

運命とは「祖先から来るツケなのだ。」
「お前の命は幾億分の一の確率で授かった奇跡であると
何処かの誰かは言うだろう。だがそれは、雨粒が落ちる動線の一本でしかない。すぐに乾いて見えなくなる、矮小な反射の一瞬でしかない。」

「これから無限に生まれ、増え続ける。
命の使い道を知らずに死んでいく者たち。
尊い自己犠牲になりたがる者たち。
光放つ礎になりたがる者たち。
しかし、それでは駄目なんだ。」
..2018/12/25(火) 21:45  No.1302
 
ソクラテスの聖杯  ..竜胆ヒマワリ 

 
 
「幸い」には「本当の幸い」が少し要る。ほんのひとつまみでも。
「本当の幸い」も「幸い」なしでは味がしない。

「幸い」とは生きること。他者の犠牲の上に立つこと。生存戦略のこと。
「本当の幸い」とは善き死のこと。自己犠牲のこと。イマジンのこと。
 自分を自分たらしめた愚行の歴史は肯定され、賢者の列にすり替わる。
 ここに生命が辿った修羅の道は贖(あがな)われ、反転し、仄(ほの)かな閃光を放って燃え尽きる。

 その無数の蛍火はニューロンのように僕らの身体を通過している。絶えることなく。
 宇宙の深奥から吹く神の息吹のように。
 幼子の寝息のように。

 風が吹いてきた。
 僕たちは生きようと試みなくてはならない。
..2019/01/23(水) 12:45  No.1303
 
分け合う原罪のエナジー  ..ローロー 

 
 
水面に散って溶けた銀河の子
彼の真章はそこから始まる

終着駅に積まれた砂礫の中から生まれた
涼しい水色が輪廻を逆走する

幾度となく友を惑わせる大人の階段が
蒙昧の味を何度そそのかしても
坩堝の場末に毎夜かどわかしても
極彩仮面の灰色に人生を偏らせても

「結果、父は帰らず母は朽ち果てて
友も失った彼は故郷に吹く季節風に追われた。」
「結果、瞳は曇り肌はそのままで
脆いままの魂は場末の雑踏に砕かれた。」

迷える友が着いたのはニューオリンズの
朝日楼という名の……夜の夢

終着駅の土くれから逆走する水色
幾度見る夢の列車に揺られる灰色
陰中陽の幻想から陽中陰の現実へ
陽中陰の痛感から陰中陽の追憶へ
互いの痛みを「輪る価値付与」の水へ
互いの笑みを「輪る自我霧散」の炎へ

2つに割った赤いリンゴを
再び1つに戻す不可能の旅情







..2019/01/23(水) 20:32  No.1304



画像が載せられるカレンダー付き日記をつけませんか?月額190円!
名前   アイコン 一覧
e-mail   URL
文字色
タイトル  
クッキーに保存       削除キー(半角英数字)