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コージマの日記 ..ふゆひこ
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| | 古書店でコージマの日記の洋書１、２巻をみつけ購入しました。日本語訳版が刊行されるのを期待していたのですが、２巻まで発売されたあとなかなか続きませんので、英語でもいいかと。おもしろいことに日本語訳はそれなりに分厚いハードカバー２冊で、1869年〜1871年まででした。洋書で確認すると、１冊で日本語版の１.５倍ぐらいありますが、それでも１冊で１８６９年〜１８７７年までを収録しています。第２巻は１８７８年〜１８８３年まで。初めて知りましたが、コージマの日記はおもしろいことに、ワーグナーが死去する前日までで終わっています。 |
| ..2015/09/08(火) 11:33 No.383 |
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| 無題 ..ふゆひこ |
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| | １８８３年２月１２日 死の直前までワーグナーは普通に家族と会話しているようです。夕食時に、新聞に載ったリストの文章（手紙？）についてコージマと会話をしています。その文章はユダヤ問題についてのもので、ワーグナーは、ヴィトゲンシュタイン公爵夫人のことを思い出すと言い、「君のお父さんはもう廃れきった純粋な騎士道を進もうとしているようだ」と言っています。（誤読してるかも） |
| ..2015/09/08(火) 11:41 No.384 |
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| 無題 ..ふゆひこ |
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| | 1878年8月27日 索引から適当に読んでいるので背景が分からないのですが、前日までオルガ・フォン・マイエンドルフがいたようです。この27日に、リストがワーグナーとコージマにダンテ交響曲を演奏したようで、（ピアノでだと思いますが）コージマとワーグナーは絶賛していますね。有名なエピソードでワーグナーはリストに対し、天国は誰にも描けないと、言ったとか、そのことを思わせる記述で、“リストはベルリオーズが陥ったような単に音で情景を描写するといったことを避けている”というような記述があります。 |
| ..2015/09/15(火) 13:29 No.385 |
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