| 木下研究室 修士1年 伊東孝文
於保さん貴重なレクチャーどうもありがとうございました。投稿が遅くなってしまいすみません。
レクチャーを聞いていて、ユニバーサルデザインとは改めて大変な意匠設計だと感じました。まずたくさんの検証を行わなければならないし、そして何より多くの人々がそれを良いと感じなければいけません。また使いやすさは時が経つにつれ変わってくるものなので、それは日々研究され改良されていくのだと思います。そうした多くのスタディーから導かれたユニバーサルデザインは、私たちの日々の生活をより良くしてくれるとても素晴らしいものだと感じました。 しかし一方で、ユニバーサルデザインは誰もが使いやすいというコンセプトのもとに考えられているため、多くの人々に対応できるようになっているわけですが、これが結果として世の中のモノが画一的な方向に向かう新たな原因になってしまうのではないかとも感じます。誰にでも対応できるという事はすごく良いことだけど、それを追求した先には、より均質化した世界が生まれてしまうのではないか、という危険を感じています。誰でも便利に使えるものは、大量生産され世の中に浸透していく可能性が大いにあります。 とはいえ、使いやすい事はとても大切な事だと思います。うまくは言えませんがバランスが大事なのだと思います。今後はユニバーサルデザインについて知見を深め、今わたしが感じている疑問について考えていきたいと思います。
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..2013/01/06(日) 04:48 No.115 |
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