| 完全比例代表制の具体案を紹介します。
全国を人口1000万人ずつ12のブロックに分け、そこで選挙を行い、 集計は全国一区として行う。
各選挙区では、候補者は候補者名と政党名で立候補する。 投票は、候補者名と政党名を併記。政党名だけでも可。 候補者名と政党名が矛盾する時は、政党名が有効となる。 各政党の獲得票の集計は、ブロックに関係無く、全国一区として行う。
有効投票数を定員で割り、標準得票数を出す。 各党の獲得票数をこの標準得票数で割り商の整数部分と余りを出す。商の整数部分が仮の各党の獲得議席数となる。 仮の各党の獲得議席数の総数で定員を引き不足数を出す。 各党の商の余りの多い順に不足数に達するまで各党一名ずつ当選者数を増やして行く。 これで各党の獲得議席数は確定です。
次に、各党のブロックごとの獲得票数を標準得票数で割り、商の整数部分と余りを出す。 商の整数部分が各党のブロックごとの仮の獲得議席数となる。 政党ごとに全ブロックの仮の獲得議席数の和で本来の獲得議席数を引き不足数を出す。 不足数に達するまで各ブロックで余りの多い順に一議席ずつ仮の獲得議席数を増やして行く。 これでその政党の各ブロックでの獲得議席数は確定です。
各ブロック内では政党ごとに獲得議席数に達するまで得票の多い候補者から順に当選させて行く。
これによりブロックの意思はより重視され、民意は議席に公正に反映され、国民は民主主義を取り戻す。 一票の格差も死票も可能な限り小さくなり、候補者の選挙区の割り振りでの党執行部の恣意的差別も出来なくなる。 有権者は候補者をよく吟味出来、選挙区がある程度広いから付け届けや買収などの効力は薄められ、 それより政策能力が問われるようになり、金の掛からない選挙が可能となる。
衆議院はこのブロック選挙区全国比例代表制、参議院は全国区比例代表制が良いと思います。 |
..2015/10/14(水) 21:26 No.41 |
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