| たかし ++ ..2008/06/18(水) 21:09 [679] |
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慢性骨髄性白血病の根治につながる治療法を、米ハーバード大医学部の伊藤圭介研究員らが開発した。異常な白血病細胞をつくりだす骨髄中のがん幹細胞をなくし、再発を防ぐことにマウスで成功した。人間の細胞でも同様の効果を確認した。19日付の英科学誌ネイチャーに発表する。
同大はこの治療法の臨床試験の開始を、すでに決めた。イタリア・トリノ大からも臨床試験の依頼を受け、日本でも計画しているという。
現在の抗がん剤治療で使われる薬は、白血病細胞のような増殖能力が高い細胞を標的にしている。このため、白血病細胞は殺せるが、増殖をしていないことが多いがん幹細胞には効きにくかった。
伊藤さんらは、がん幹細胞を白血病細胞と同様に増殖能力の高い状態にしてやれば、薬が効きやすくなると考えた。そして、まず「PML」という遺伝子が、がん幹細胞を休止期の状態にしていることを発見。さらに、亜ヒ酸を抗がん剤と一緒に投与すると、このPMLの働きが落ちて、抗がん剤の効き目があがることを突き止めた。
マウスの実験では、がん幹細胞を根絶することに成功した。人間の患者の骨髄を使った研究でも、同様の効果を確認したという。
慢性骨髄性白血病は、国内では10万人に1〜2人の割合で発症し、成人の白血病の約2割を占めるとされる。
慶応大の須田年生教授(血液学)は「慢性骨髄性白血病の根治を可能にする画期的な成果。現在は再発を防ぐために薬を飲み続けなければならないが、あらかじめPMLの働きを調べることで、服薬を続けるかどうかを判断するのにも利用できる」と話す。
ttp://www.asahi.com/science/update/0618/TKY200806180286.html |
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